ななころびやお記

27歳国語科。「ことばを介して仲間とつながる」をテーマに日々奮闘中。国語の授業、中学生とのクラスづくり、部活運営、ちょっとした工夫などを中心にゆるゆると日頃の思ったこと、気づいたこと、思いついたことを書き綴っていきます。

不器用な僕でも使える「GTD」視点のタスクリストを工夫してみる

私は部活をがんばる先生方は全て同志であり先輩だと敬愛しています。

だって、ふつーに、ミーティング終わって職員室行ったら半分近くお帰りになってるじゃないですか笑

仕事は19時スタート。ハンデありすぎ。でも、部活だって生徒と一緒にいる時間はその場にいることがまず大事だって頑張ってるんですよ、世の中の顧問は!!

というわけで決して趣味というだけでなく、学校に貢献していると信じています。

 

熱くなりました笑

 

そんな心の叫びはさておき前回に引き続き、仕事術をテーマに書いていきます。

 私にとって、永遠に模索するテーマになりそうなので、未完ですがご理解ください。

今回はタスクリストに迫ります!

 

もくじ

  1. タスクリストを作ったからこそ得られる恩恵
  2. ただし…2分でできるタスクは即実行。
  3.  心構えとして…面倒でも期限は設定する
  4. どうせならワンランク上のタスクリストを…リストに、覚え書きというジャンルを作る
  5. もっとも…タスクリストは万能ではない
  6. おわりに

タスクリストを作ったからこそ得られる恩恵

・ものごとを思い出すことに時間を使わなくてすむ

・時間を漫然と過ごすことなく、隙間時間の有り難みがわかる

・タスクをクリアしたときの快感を得られる

・一手先を自然と考えやすい

・気持ち的に抱えなくていいから楽

・そのタスクの先に広がるタスクが浮かぶ

これらと、タスクリストを作るエネルギーを比較します。トータルでどっちがお得か考えて、お得なら作る、それでいいとおもいます。

 

ただし…2分でできるタスクは即実行。

タスクリストを作ることが目的ではありません。タスクリストはあくまでタスクをクリアするための手段です。

したがって、さっさと動いて解決するならば、書き出さなくてもよいと考えます。

ただし、例外として、集中して何かに取り組んでいる時に思いついたタスクは書きます。これは、覚書としての機能を期待しています。

 

まずはじめに…どこにいるかでジャンル分け

電話をかけられる環境と生徒と話せる環境はできるタスクが違います。

そこで、どんな状況に置かれているかによってタスクを分けておくと、すぐに実行に移せるタスクが一目で分かります。

 

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心構えとして…面倒でも期限は設定する

自分の不得意なタスクは誰しもあることでしょう。それらを後回しにしがちなことは、誰も疑うことなく共感してもらえるのではないでしょうか。

そういったものこそ、期限が必要です。

いまの自分がしたいことには一度目をつぶり、1週間後の自分にとってGOODなものを選択する方が生産的です。

 

優先順位を客観的に判断しやすいというのはタスクリストを作る利点の1つ。その前提に立つと、期限というのは状況判断においてとても大切な情報です。

 

どうせならワンランク上のタスクリストを…リストに、覚え書きというジャンルを作る

ツールは、必要最小限であることがシンプルでよいと思います。すると、忘れないように書き留めておくリストも、タスクリスト作成ツールに担わせてしまってもよいでしょう。

たとえば、次のようなリストです。

・いつか買いたいもの

・時間があるときに調べたいもの

・メモ書きのテーマ

・ブログで書いてもいいかも

・次の発表で使えそうなテーマ

・雑談用トークネタ

必要ないと思ったら、削除すればよいだけです。

 

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もっとも…タスクリストは万能ではない

たとえば、1か月先のタスクまで、全てを書き起こすと、そのリストを見たときにげんなりします。なぜなら、目の前に積まれるタスクがあまりに多すぎるから。ちょうど、デスクの上に未確認の書類が山積みになっている状態と同じです。

 

このげんなりはタスクリストを作ったことによるモチベーションの低下につながります。全体把握の効率も低下します。

メンタルが強い人ならいいのですが、自信がない人は、ある程度先の期限になるものは、カレンダーなど、分散して視覚的に捉えられるツールを併用することをお勧めします。

 

参考 

ひとつ上のGTD ストレスフリーの整理術 実践編――仕事というゲームと人生というビジネスに勝利する方法

ひとつ上のGTD ストレスフリーの整理術 実践編――仕事というゲームと人生というビジネスに勝利する方法

 

 

Wunderlist | To-do リスト、リマインダー、タスク管理 - App of the Year!

ottan.xyz

おわりに

いかがでしたか。

仕事が多いことを嘆いても仕方ないのかもしれないと最近の私は思っています。自分を守り、子どもたちを守るためにも工夫してもっと上手に回転できるじぶんでありたい…そういう思いで頑張っているつもりです。

 

冒頭では熱く語りましたが、部活でなくても同じです。

隣の席の教務主任の大先輩はたくさんのお仕事を子育てと両立してこなされています。

もっともっと、私自身も向上していきたいものです。

 

 

7korobi8oki82.hatenablog.com

 

 

7korobi8oki82.hatenablog.com

 

10分のルーティンでできる、教員のプチ仕事整理術

教師の仕事は案外なんでも屋さん。

日常の仕事を上手く切り分けながらやっていかないと、潰されます。

今回は最近はまっている仕事整理のプチ工夫をみなさんにお届けします(*^^*)

 

一言で言うと

書き出して整理して実行して覚書を書き残す

…ベテランの方は誰でもやってるかもしれませんが、初任の私はなかなか習慣化しませんでした笑

ただ、この方法なら慣れれば10分でできます。

 

次のような方におすすめしたい
  1. すぐ忘れる
  2. 何から手につけていいか迷う
  3. 結果、「結局全部やるんだし」と目の前のものからやる
  4. 大物に着手するまでが長いくせに始めると平気で夜遅くまでやっちゃう
  5. 自分ではそこそこ工夫してるつもりなのに、何故か仕事が思うように減らない

 

…ええ、要するに私です笑

皆さんはここまでひどくないかもしれませんが、準ずる方も読んでいただけたら嬉しいです

 

もくじ

  • ①まずOutput→全体像を把握
  • すると…
  • ②タイムテーブルに落とし込む
  • タイムテーブルのツールについて
  • ③あとは、遂行するのみ
  • いきなり降ってくるのが教師の仕事
  • ④後日の仕事はタスクリストに
  • 見通しをもってすっきり仕事を!

 

①まずOutput→全体像を把握

朝一、もしくは前日の帰宅前でもいいでしょう。

「メモ書き」でだーっとやるべきことを書き出します。

GTDでいうところのinboxにあたります。

 

すると…

  1. 現時点の全体像がみえると、手についたものから順番に仕事をするという非効率的な1日から脱却できる。
  2. しめきり前に焦ったり仕事を忘れたりすることもぐっとへります。
  3. 優先順位も自然と考えられるようになります。

ツールはなんだっていいのですが、短時間で気合いいれずにできることが継続のコツです。

 

②タイムテーブルに落とし込む

次に時間軸を左に書いた別の紙を作ります。

 

1

2

3

4

5

6

 

上のものが平日の私のバージョンです。

ここに、入っている授業と忘れてはいけない最低限のタスクを書き込んでいきます。

あとは、バインダーに挟んでどこへでも持ち歩きます。

 

タイムテーブルのツールについて

自分に合うならなんでもいいです。週案簿ですでにやってる方はそこに書き足しでもいいでしょう。

 

私は一枚の裏紙をバインダーに挟むというシンプルな形です。

  • 小さい字で書かなくてはいけない
  • 開く手間が面倒くさい
  • 持ち歩くのにあたってちょっと重い

などは小さくても私にとってはストレッサーです。ストレッサーは極力排除したほうが習慣化が苦手な方にはおすすめです。

 

③あとは、遂行するのみ

1つ1つクリアしていきます。目に見える形で二重線で消してやると爽快です。

ぷよぷよとかツムツムとかあの手の感覚です笑

 

たまに、印刷がいくつか重なっていたりする場合は、まとめてやったほうがはやいぞと、一気にクリアするのも◎。

まるで連鎖したり、Comboしたりするかのような爽快感です。

 

書き出すことに手間を感じた時代もあったのですが、私のメモリ不足なアタマのせいか、書き出したほうが質の高い時間を送ることができた経験が多かったので、このメモは大切に使っています。

 

いきなり降ってくるのが教師の仕事

…の特徴だと思いませんか?

 

  • 突然の生活指導…ガラス割れた?まじか…。
  • 「これやっといて私授業だから」って私も授業なんだけど…もちろんやります。はい。
  • パソコン使い方わかんないからちょっと来てくれないかしら?

 

いいんです、誰も悪くないんです。

三つや四つなら重なっても驚かなくなりました。だけど、一気にどどどっとたまるとキャパの狭い私はやはりテンパるわけです。

イラッとしちゃいけないいけないと思いながら、そんなこと考えてる地点で既に駄目じゃね?みたいな気持ちになります。

 

でも、このタイムテーブルがあれば、全体が見えてるので簡単です。

  • 今引き受けられるなら、引き受ければいい。
  • 無理なら人に頼むか、いつやるか明確にすればいい。

シンプルです。

 

④後日の仕事はタスクリストに

すぐにできない仕事もありますよね。

そういうものは別のツールをつかいます。

週案簿でもいいですし、私はパソコンやケータイが好きなので、wunderlistというタスクリストを使っています。

(ちなみにタスクリスト6つを比較し、選びました。^^

 https://www.wunderlist.com/ja/

なにがいいってiPhoneとパソコンで共有できるタスクリストなので、どこでも思いついたら書けるんです。

 

見通しをもってすっきり仕事を!

体力が資本の仕事。

仕事に押しつぶされている場合ではないとわかりつつ、油断するとすぐに、潰されそうになります。でも、意外と仕事術は初任研などでは教えてくれません。

 

遅くまで残っていることは決して美徳ではありません。自分自身の時間を守るためにも、子どもたちと実りある時間を過ごすためにも、時間のコントロールは大切なスキルではないでしょうか。

 

…と、自分に言い聞かせて今日はおしまい笑。

夏休み明けは「学級開き(学期開き)」…アイスブレーキングで居心地の良いクラスづくりを!

夏休み明けというものは中学校現場において勝負かと思っています。
1学期にうまくいっていたクラスが、2学期からは…あれあれ?ということも珍しくはありません。

また、不登校になりやすい時期でもあり、逆に教室復帰するチャンスでもあったりします。

 

futoko-support.com

ameblo.jp

皆さんの中にも、夏休み明けに学校に行きたくなくなった経験がある方もいらっしゃるかもしれません。

そうでなくとも、とっても楽しかった日曜日の翌日、月曜日のテンションを思い浮かべてくれるといいかもしれません。

 

今回の内容はこちら。

  1. そんなときこそアイスブレーキング!
  2. 簡単に解説①/導入:QUIZ de 「2016 夏休み」
  3. 簡単に解説②/展開:「忘れられない経験~2016 夏~」
  4. 簡単に解説③/まとめ:シェアリング
  5. おまけ①:担任としては、こんなスタンスでいたい
  6. おまけ②:ちなみに、私が毎年疑問に思うこと
  7. おわりに

 

そんなときこそアイスブレーキング!

4月当初、担任の先生方は、クラスを一生懸命盛り上げることでしょう。

あれと、同じくらい2学期初めも丁寧に緊張ほぐしの手伝いをしてあげるというのはいかがでしょう?

私も1時間もらい、学年の授業の計画をさせてもらいました。

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ねらい設定に非常に迷った形跡が見られるかと思います笑。

①夏休み明けの緊張感をほぐす

②仲間の経験談を全身で受け止める

→安心してふれあえる環境づくりに貢献する。

が、現時点での「ねらい」です。

 

 

簡単に解説①/導入:QUIZ de 「2016 夏休み」

やいのやいの言いながら盛り上がれればいいのではないかというように思っています。全員参加型がいいので、挙手させるか、色のカードを使うか…?そんな方法を考えています。

 

簡単に解説②/展開:「忘れられない経験~2016 夏~」 

一緒にいなかった間、仲間がどんなことをしていたかを知ることは安心につながると考えます。

 

また、聞き手に傾聴のスキルを確認した上で、肯定的な態度で事実も気持ちも丸ごと受け止めるよう促します。

話し手に「勇気を出して語ったら受けとめてもらえた」という実感を伴う体験をさせてあげたいからです。

 

話し手には勇気を出して自己開示しながら、事実も気持ちも語るよう促します。

聞き手に「自分を信頼して語ってもらえた」という実感を伴う体験をさせてあげたいからです。

↓こちらを参考にさせていただきました。

エンカウンターで学級が変わる―ショートエクササイズ集

エンカウンターで学級が変わる―ショートエクササイズ集

 

私はまだまだ構成的グループエンカウンターは修行中の身…しかし、何もしないでいきなり授業よりは少しは子どもたちに思いが伝わればいいな、という思いでがんばります。

 

時間があれば、それを4人組に肯定的に「他己紹介」するという活動を入れます。

 

簡単に解説③/まとめ:シェアリング

 思ったこと・気づいたこと・感じたことをシェアリング(分かち合い)します。

ペアorグループで語る

それも踏まえて文章化する

全体シェアリングにもつなげる。

今回の目標はクラス全体でのシェアリングの価値を少しでも実感してもらうことです。

そこで、いきなり振るのではなく、一度ことばをまとめさせて語らせようと思います。

 

おまけ①:担任としては、こんなスタンスでいたい

担任の基本スタンスがブレないということは、子どもにとって安心できることだと私は考えています。

・(声掛けとして入れるかは別として)「登校したことがまずGOOD」という感覚を持つ。

・やり方を忘れていた―たとえば日直などの―仕事のミスには寛容に。思い出せば大丈夫。

・クラスの緊張ほぐしは手伝い(アイスブレーキング)をする。久しぶりだけど、少しずつ慣れていこうねと。

信頼ベースの学年の雰囲気になったらいいなぁと思っています。

とりあえず、朝校門で仁王立ちして持ち物検査をするようなことは私はしたくありません。(いや、いたんですよ、私が学生時代そういう人が…笑)

 

おまけ②:ちなみに、私が毎年疑問に思うこと

夏休み明け一発目にテストをする先生方がよくいらっしゃいます。

確かに、緊張感を与えるという意味ではいいと思うのですが、上のようなスタンスでいる私にとっては、「その日でないとだめなのかなぁ」と思ってしまいます。。

 

教員の側の気持ちとして、嬉々として夏休み明けテストをすぐに実施する方がいるのは否定はしません。

ただ、中学生の気持ちを考えると、私は学びの環境作りの方が先決では?と思います。

 

おわりに

いかがでしょうか。

他の学校ではどんなことをされているのかしら・・・?

もう始まってしまっている学校の先生方、お疲れさまです。

私の勤務校は明後日からスタート!お互いに、身体を大切に、がんばっていきましょうね^^

 

 

良い国語科授業三条件 ~実際に頭を動かしながら考えてみた~

 今回は、堀 裕嗣さんの本を紹介しながら、一緒に「良い国語の授業って?」を考えたいと思います^^

国語科授業づくり入門 (THE教師力ハンドブック)

国語科授業づくり入門 (THE教師力ハンドブック)

 

 

いきなりの問題提起。

本書は次のような書き出しから始まります。

 

 良い国語の授業って、どんな授業なのでしょうか。

 あなたにも年に数回くらいは、「ああ、今日はうまくいったな……」と思える国語の授業があるのではないでしょうか。その授業は、そう思えた授業はどんな授業だったのでしょうか。国語の授業では、どんな条件がクリアできれば「良い授業だった」と言えるのでしょうか。

 さあ、胸に手を当てて考えてみましょう。

 「国語科授業づくり入門 (THE教師力ハンドブック)」 P.8より引用

結構私は面喰らったのですが、皆様いかがでしょうか。

大切なことだと思いながら、5年目の私もすぱっと即答できないところが恥ずかしいものです。

 

実際に考えてみた。

恥ずかしがってもしょうがない。

本書は

考えたら、右のメモ欄に箇条書きしてみましょう。できるだけたくさん書き出してみましょう。

と続いています。

ここは、「知ってるよ…(なんとなく)」と虚栄を張ってもしょうがないので、実際に向き合ってみることにします。

 

よかったら、みなさんも自分だったら…?を一緒に考えてみませんか?

今回は言われた通り、挙げられるだけ箇条的にバンバン挙げてみました。

私の持論ですが、書籍からの一番効率の良い学び方は、「つべこべ言わず著者の言う通りに、言う通りの方法でやってみること」だと考えています。

 

私が考える「良い国語の授業って?」

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メモ書きの掟に従って裏紙を使用しているので裏写りしてます…^^;すみません

書き出してみると、自分はこういうことを大切にしているのかぁとあらためて客観的に感じます。

 

ちなみに、試しに、google大先生の検索窓に

「良い国語の授業って? 堀 裕嗣」と入れてみたのですが、意外と同様の内容をブログにアップしている方は見つけられませんでした。他人と比較してみたかったのですが…残念。

代わりに堀先生のブログで、今回のブログで扱っている本書のページと同様の記述を発見しました。

kotonoha1966.cocolog-nifty.com

 

良い国語科授業三条件

本書は次のように続いていきます。

そして、もう出てこない、これで限界だと思ったら、書き出した箇条書きを最初から読み直して、3点にまとめてみましょう。ある項目とある項目をまとめてみたり、文言をよりふさわしい文言に言い換えてみたり、三つの条件の抽象度(条件としてのレベルが一致しているか)を考えてみたりしながら、自分なりの「良い国語科授業三条件」をつくってみましょう。

 国語科授業づくり入門 (THE教師力ハンドブック)」 P.8より引用

 三条件ですか。

これだけ挙げて三つにまとめるのですか。

また難しい課題がやってきました。

 

しかし、たしかに、拡散させてどんどんアイデア出しをしたら、逆に吟味し、収束していかなければ使い物になりません。

一生懸命絞っていきたいと思います。

よかったら、みなさんも一緒にやってみてください^^

 

そして、絞りだした結果がこちら。

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これを晒すのはなかなか恥ずかしいものですね笑。

いやいや、でも書きながら思いましたけど、恥ずかしがってちゃ何をお前は授業してんだって話になります。胸を張って言えるものに少しでも近づけるように、このあとも磨いていきたいものです。

 

比較検証してみる。(学習指導要領編)

自分の方向性ははたして正しいのだろうか?

そんな問いに答えはないのだと思います。

しかし、抽象的なことを扱う教科だからか、気になってしまう自分もいます。

 

ちなみに、学習指導要領(平成20年告示)では次のように述べられています。

「国語を適切に表現し正確に理解する能力を育成し,伝え合う力を高めるととも に,思考力や想像力を養い言語感覚を豊かにし,国語に対する認識を深め国語を 尊重する態度を育てる。 」

 中学校学習指導要領(平成27年3月):文部科学省より

思考力・想像力・言語感覚などの観点について、私は考えが及んでいなかったことがわかります。

私は、逆に「言葉を通して人間教育をしたい」欲が強いこともわかりました。

偏った考え方にならないよう比較することって大切だなぁ。と。

 

比較検証してみる。(本書P.18編)

 

堀 裕嗣さんご自身はどのように書かれているのでしょうか。

①子どもたち全員に学習意欲を喚起する。

②子どもたち全員に国語学力を保障する。

③子どもたち全員に思考を促す。

 国語科授業づくり入門 (THE教師力ハンドブック)」 P.18より引用

 …シンプル!!

いかに、私が一生懸命考えたものがいかにゴテゴテしているかに気づかされます。

あらゆる角度から考えてみるのですが、この言葉に大切なことが凝縮されています。

 

ものごとはシンプルであれということなのですね。

余談ですが私はどこへ出かけるにも重たい荷物になりがちなのです。

あれもこれもと欲張る自分を早く脱却しなくてはなりません^^;

 

そして、先ほどのページの最後に。

そして、打ちのめされた私は元々のP.8に戻りました。

すると、

国語の授業づくりは、実はこうした「良い授業像の条件づくり」から始まります。自分の考えをしっかりと持たないままに他人から学ぶことなどできないのです。

 さあ、借り物でない、あなた自身の「国語科授業づくり入門」のはじまりはじまり……。

  「国語科授業づくり入門 (THE教師力ハンドブック)」 P.8より引用

 と書かれています。

 

実際に考えてみて、考えの至らなさに大反省。

しかし、私が自分なりに考えたという姿勢自体はマルだったのね・・・とちょっぴり勇気をもらうのです。

 

本書のもっと踏み込んだ部分を紹介するのはまた別の機会に。

皆さんはどのように三条件をまとめますか?^^

【書評】授業で生徒が寝ちゃう人必見!アクティブラーニング×カウンセリングのイチオシ書籍がこちら。

吉祥寺のcoppice上にて、バーベキューをしてきました

吉祥寺のどまんなかで一人3000円程度でおなか一杯バーベキューをできるなんてとちょっと感動(*^^*)

digiq.jp

と、それはさておき、本日のテーマは「授業改善」です。

 

 

ありますよねぇ、こういう授業…笑。

私自身も、眠い授業にしないようにがんばらなきゃと日々思うわけです。

力ずくではなくではなく、魅力的な授業に改善をすることによって、大多数の生徒たちは救われると思います(笑)

 

今回は、ジュンク堂にて、ステキな本に出会いました。

 「ほんの森出版」さんの本は、教育相談系の書籍が充実していて、はじから全部読んでいきたいと思ってしまいます。(お金さえあれば。)

今回はこちら。

アクティブラーニングを支えるカウンセリング24の基本スキル

アクティブラーニングを支えるカウンセリング24の基本スキル

 

本書はカウンセリングの技術を生かした「アクティブラーニング」型の授業を提唱された本です。読みやすい語り口調で、さらさらと読めます。

 

教育相談に興味のある方で自己の授業改善を図りたいと思っている人にはぜひおすすめしたい本です。

「これから勉強していくぞ」という気持ちになります。

こんな手法があるんだーと、あれこれつまみ食いすることができます。

かなりかみ砕いて書かれているので、専門的知識がそこまでなくても読めます。

 

授業では、主体的・協働的に学べるように、発言の場、活動の場を積極的に保障してあげたいと思っています。
その時に教育相談系の勉強を私がすることは役に立つのではないかな、とぼんやり思っていたところだったので、まず本書のテーマは興味とぴったんこで感動です。

 

目次を引用します。

第1章 アクティブラーニングを支えるカウンセリング24の基本スキル
 1 教室で迎える
 2 初回面談の目標は、次回の約束をとる 「次の授業が楽しみだ」と感じさせて終わる
 3 自己開示を促す仕組みをつくる 「わからないから、教えて」が聞こえてくる教室
 4 逐語記録の経験を活かす 一文字もおろそかにしない話し方
 5 授業中に内面に触れるような面談はしない
 6 一人ぼっちの生徒に深く入り込まない カウンセリングをしないで交渉する
 7 空振りを恐れない コーディネート役としての働きかけを意識する
 8 依存させない 一グループに滞留するのは三〇秒以内。カウンセリングの目標は自立させること
 9 聞いてみないとわからない 子どもに質問し、確認してみる
 10 受容と許容は違う 「確認テスト」は時間を守る。「待ってほしい」という気持ちは受容するが、行動は許容しない
 11 「共感」よりも「共感的態度」で
 12 身体の向きと視線の高さを意識する
 13 目の前の人を大切にする 一人でもいやな気持ちになることがあったらやめる
 14 時間厳守 子どもたちを安全安心の場に置く第一歩
 15 ダブルバインドにしない 「話し合え」と「私の話を聞け」の二つのメッセージを同時に与えない
 16 体調と精神状態を自己管理 心配事やイライラを授業に持ち込まない
 17 時間管理を丁寧に
 18 リフレーミングを活用 感じ方・考え方・行動の仕方に大きな変化が起きる
 19 コヴィーの「七つの習慣」 win-winの関係をつくる
 20 選択理論1 「五つの基本的欲求」と「遠ざける習慣」「近づける習慣」
 21 選択理論2 「ボスマネジメント」と「リードマネジメント」
 22 ブリーフセラピー 未来志向・解決志向型の質問を磨く
 23 構成的グループエンカウンター ファシリテーションの技が授業に活きる
 24 アクションラーニング 「問題解決」より「学習・成長」を重視する発想が主体的・協働的な学びを促進

第2章 アクティブラーニング型授業と教育相談の実際
 1 居眠り皆無の相互交流型授業 その構造と成果
 2 「新しい授業」と教育相談の親和性
 3 「新しい授業」の質的向上を図るために

あとがき

   『アクティブラーニングを支えるカウンセリング24の基本スキル』

 

 結構幅広く書かれています。

「リフレーミング」、「構成的グループエンカウンター」、「ブリーフセラピー」などは私も勉強中ですが、大変おすすめです。

 

7korobi8oki82.hatenablog.com

 

7korobi8oki82.hatenablog.com 

 

 「選択理論」「アクションラーニング」、「コヴィーの七つの習慣」については、まだ勉強が足りないので、これから勉強してみたいところです。

 

教育相談に興味があって、かじった程度の教員がよく陥る落とし穴について、たまにチクっと刺される感じの言葉が見られます・・・笑。

それもまた、「あるある^^;」と思いながら、自分も気をつけようと思いつつ楽しく読ませてもらいました。

 

これから読んでみてもいいかな?と思う人へ

・著者の経歴が激しい。かなりアクティブな人なのだろうと思います。

産業能率大学経営学部教授 河合塾教育研究開発機構研究員
埼玉大学理工学部物理学科卒業。空手のプロを経て埼玉県公立高校教諭として25年間勤務し、2013年3月に定年退職。高校教諭時代には、カウンセリング、コーチング、アクションラーニング(質問会議)、メンタリングなどを学び、教育相談、キャリア教育、授業改善などに力を注ぐ。

 ・生徒との実際の会話レベルでの具体例がたくさん書かれています。

・明日からすぐ生かせそうな書かれ方をしています。

・どういう心構えで勉強すればいいのか?生徒と関わればいいのか?がわかります

・深入りしすぎていないので、興味があったらそれを専門的に学ぶのは別の本で読むといいと思います

 

おわりに

いかがでしたか?

世の中には山ほど本があるので、興味を持たれた方の参考になれば幸いです^^

皆さんもおすすめの本があったら教えてくださいね(^O^)/

 

その活動、本当に頭使う必要ある?課題解決型授業の落とし穴は「自動化」にあった!

夏休みに行った教育関係の10の研修のうち、印象に残った講義を紹介します。

「行動・思考の自動化」によって課題解決できてしまう授業は、思考力を高める授業ではないというものでした。

 

研修内容:発問「いじめとはどのようなものですか?」

研修では、

模擬授業のような形で、「いじめとはどのようなものか」をB7判の紙に3分で書きなさい。

という課題がでました。

いったい何をされるのだろうと思いながらまずは書いてみました。

 

研修内容:指示「列で前から一人ずつ発表してください」

次に、列指名で1人1人が発表していくことになりました。

すると、参加者の先生方は

「一方的に精神的・身体的な苦痛を・・・」

といったような、言い方を違えど、ほぼほぼ同じ答えが返ってきました。

私も、印象に残らないくらい無難な答えを言ったと思います。

 

ありがちな展開と思いきや・・・

しかし、発表者の先生は、発表と共に模擬授業を打ち切り、「この一連の模擬授業でみなさんは本当に思考力を使いましたか?」という指摘をされました。

考えているようでいながら、どこかで聞いたことのあるフレーズをそれっぽく言っているだけではないですか?と。

 

ここに「行動・思考の自動化」という落とし穴がある

教員にとっていじめの定義など、初任研やら市教研やらで、何度も何度も何度も何度も繰り返し目にしているもの。

だから、考えている振りをしながらも、さほど考えずにいじめの定義を書くことができるようになっているのだそうです。

 

私は、「たしかに頭を使っていなかった自分」「使っているぶっていた自分」に、はっとしました。

教師の側では「だいたいこんな答えが返ってくるだろう」と思い

生徒の側も「だいたいこんな答え言っておけばいいだろう」と思う

このように、「自動で出てくる定型文」のような答えを言わせて言葉のキャッチボールがあることに満足してしまう授業は、果たしていかがなものだろうか、ということなのでしょう。

 

「行動・思考の自動化」が起こってしまう理由の考察

それを受けて、自分の中でどうして「自動化」が起こるのかを考えてみました。

 

 

1.仲間に合わせているほうが楽

日本人は「和を以て貴しとなす」といわれます。

周りの人と合わないことが怖いから、周りの人に自動的に合わせた答えを出していくほうを選ぶシーンは多いかもしれません。

 

2.よく目にしている考え方に沿っていればなんか安心

世間一般から大きくそれた考え方をしていることが怖い、これも上の仮説のスケールが大きい版だと思えばいいでしょう。

「ふつうに考えて、それはないでしょ」と言われるのはそこそこ怖いものです。


3.そもそも考えることがめんどう

頭を使うっていうのはエネルギーがいりますよね。
だれかの考えを借りて、頭を使わずに済むならそのほうが省エネなのではないでしょうか。

 

自動化してしまった思考を使ったほうが、少ないエネルギーで、傷つくことなく授業に参加できてしまうのです。

しかし、これでは、本当の思考力は身に付きません。

 

思考力を高めるためには?

思考力を使っていき、スキルとして身につけていく必要があります。

たとえば…

  • 抽象的なものを具体化する
  • 具体的なものを抽象化する
  • 2つ以上のものを比較する
  • あるものごとを分析する
  • 自分なりの仮説を立てる
  •  出来事についてこうではないか?と推理する
  • AかBかを自分の価値観に沿って判断する

そして、それらの思考を表出することが必要になります。

書いても喋っても、それ以外の方法でもいいのですが。

表に出すことで、また仲間から刺激を受けます。 

 

果たして自分の発問は本当に頭を回転させることが必要になる発問ですか?

アクティブラーニングという言葉が、よく聞かれるようになっていますが、「活動主体の授業」と言われる授業の多くがこの落とし穴にかかっているように思います。

活動してるから、それっぽいと満足するのではなく、本当に思考力が高まるのだろうかと一度自分の授業のことも振り返ってみる必要がありそうです。

 

あなたはもうやった?性格診断ならそこらの心理テストより「エゴグラム」がオススメ。

「自分とはどんな人ですか。あなた自身について語ってください。」と問われたら、みなさんはどれくらい語ることができますか?

 

私は、自分がどんな人なのかと知りたくなることがしばしばあります。

 

 

心理テストといった類のものにハマった時期もありました。

しかし、どうせ自分を図るのならば少しでも信憑性のあるツールを使いたいものです。

 

そこで、今回私は自分を知るためにの一つのツールとして「エゴグラム」をおすすめします

 

そもそも「エゴグラム」って?

交流分析」という心理学の理論に基づいた、性格傾向を知るための比較的信憑性の高いツールです。

交流分析ってなに?・・・それは引用します(笑)

交流分析とは、アメリカの精神科医エリック・バーン(E.Berne)が考案した理論体系で、1950年代から発達してきた心理療法のひとつです。交流分析は自分自身のことや、人と人との間で何が起こっているのかを知りたい人に役立ちます。

出典 はじめての交流分析・エゴグラムを詳しく解説

特に、対人関係の中で「ありたい自分でないような気がする…」と悩んだときに、自分の特性を知ることはひとつの手掛かりになると考えます。

 

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教育相談系の研修で何度か受けたこともあります。紙面でももちろんできますが、最近はネットでできるので、それはそれで便利です。

 

つべこべ言わずに人柱になってみる。

ものの3分でできました。

私の結果をご参考までにさらしてみようと思います。

どうぞご覧ください。

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「優しい観音様」て・・・(笑)

でも、けっこうこれが当たっていたりするのでどきりとします。

 

私の結果はこちら
http://ta.direct-comm.com/charactor/result/13539464.html

エゴグラム診断
http://ta.direct-comm.com/charactor/

 

早速ネットで簡単に試してみてはいかがでしょうか?

 

 

ta.direct-comm.com

 

ちなみに、私は先日、職場で何人かと挑戦しましたが、なかなか複数人数でやるのも面白いものです。ただただ盛り上がって楽しいというのもありますが、それ以上に自分を客観視できるようになります。

 

おわりに

エゴグラム」は、性格の良し悪しを診断されるものではありません。

そもそも個性に「良し」も「悪し」も絶対的な評価はくだせないと考えています。

ただ、「自分のありたい自分」に近づくための一つのツールだと考えてください。

大切なのは、この結果を診断されることではなく、そのあと自分がどうありたいかを考えることだと私は思います。 

みなさんも、よかったら挑戦されてみてくださいね^^

 

おまけ

これを中高生向けにわかりやすくアレンジされたものがこちら。

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