ななころびやお記

27歳国語科。「ことばを介して仲間とつながる」をテーマに日々奮闘中。国語の授業、中学生とのクラスづくり、部活運営、ちょっとした工夫などを中心にゆるゆると日頃の思ったこと、気づいたこと、思いついたことを書き綴っていきます。

【話す・聞く】生徒資料から振り返るぷち・ワールドカフェ実践記録

先日書いた、ワールドカフェ、やってみました。

今回は、生徒の書いた「落書きメモ」と「感想」から、実践を振り返りたいと思います。

(なお、生徒の名前が書かれているところには、モザイク処理をかけました。)

 

 

「落書きメモ」と「発表用清書」から

「発表用清書」は時間的に全体発表まで持っていけそうだったので、全体の意見集約用のツールとしてわたしました。

落書きメモを書きながらアイディアの拡散、そして、発表を通じて収束するというイメージです。

 

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この班はポストイットブレーンストーミングで書き出しながら貼っていったイメージでしょうか。

いくつか違う色が線で結ばれているところに紙上の交流が見られます。

 

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最後お互いにいいこと言っててまとめられないと言っていたこの班も、最終的に三ヶ条というまとめ方をしました。

落書きメモを合わせて見ることによって、よりメンバーの思いが伝わってきます。

 

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こちらの班はウェビングマップのように話を広げています。どんどん思いつくままに書いた過程が見られます。

 

生徒たちの意見から「ぷちワールドカフェ」を振り返る

男子生徒①:みんなそれぞれちゃんとした意見を持っていて少し意外だった。最後に同じ意見が重なっていたところをみんなの気持ちが強いと考えて呼びかけにしたところがよかった。

「意見が重なったところを呼びかけにした」というのは、参考にさせていただいたサイトに乗っていた、指導者の取り上げ方の一つです。

今回は、自発的に話し合いの中で行われたようですが、まとめかたの一つとして成功体験をしてもらえたのかしれません。

 

男子生徒②:こうやって、話し合うことで、考えが深まるのだなと思いました。思ったよりも話せてよかったと思いました。

考えが深まるという実感が持てたならば、今回お試しでも実践した価値はあったかな、と思います。

「思ったよりも話せた」というところから、ワールドカフェが話しやすい環境を構築するというのは検証できました。

 

女子生徒①:何度も場所を変えて話すことで、いろんな紙から学ぶことができて、考えもどんどん浮かんでたくさんの意見を出すことができたのでよかったです。

紙も大切なツールだったと気づかされます。「落書きメモ」はなかなか楽しんで書いていました。

今回はあまり、書き方を指定しなかったので、班によってばらばらです。

 

女子生徒②:みんながいろいろなことを思っていることが分かった!私はあまり苦手な人とかと一緒にやるのはいやだったけど、意外と苦手な人とやっても楽しくできました!苦手でも楽しいことをすると、楽しくなるんだな~と思いました。

「苦手な人と一緒にやるのはいや」とはっきり表明できる生徒なのですが、ポジティブな方向に感想が向かっていることにちょっとびっくり。

生徒同士の「苦手意識」の中には、活動の枠組みによって、軽減されるものがあるのですね。

 

もっと改良していきたいところ。

最後、全体で発表の機会を設けたことはプラスだっただろうか。

メリット:全体で学びを共有できる。

デメリット:意見をまとめるときに、いいところが削れてしまう。

全体的にしまりのない空気感。

┗リラックスした雰囲気はすぐできました。しかし、落ちつきはなくなりやすいです。

図書室でなく普通教室でできないだろうか。

┗気が散るものが周りにたくさんありすぎる環境なのが、すこし集中力を阻害してしまったかも。

テーマの検討。

┗学年目標の具体化というテーマはいささか固かったかもしれません。「本音で語るには?」などでもよかったかもしれません。

学級の人間関係に左右される。

┗よくも悪くも、今の雰囲気が如実にでる活動なのは間違いありません。

 

継続していきたいところ。

色ペンひとり一色はよかった。

┗今回はラッションペンを使いました。

「旅立ち」は1回のところも2回のところもあったが、どちらもよかったと思う。

┗2回くらいだったら話し合ったことを忘れない様子。

「旅立ち」にはそんなに手間取らない。

┗もしかしたら、日頃の授業でも生かせるかもしれない??

 

いかがでしたか??

もしかしたら、ワールドカフェと呼ぶには、効果的とされている手法と離れてしまっている部分もあるかもしれません。

 

もし、みなさんも実践されたら、どうだったかぜひ教えてください(^^)/