ななころびやお記

27歳国語科。「ことばを介して仲間とつながる」をテーマに日々奮闘中。国語の授業、中学生とのクラスづくり、部活運営、ちょっとした工夫などを中心にゆるゆると日頃の思ったこと、気づいたこと、思いついたことを書き綴っていきます。

【書評】赤羽雄二著『成長思考』を通して楽器のスキル習得を考える。

飛びついて買ってしまったのは、また、赤羽雄二さんの本。

 

成長思考  心の壁を打ち破る7つのアクション

成長思考 心の壁を打ち破る7つのアクション

 

 

「成長思考」というタイトルに、教育業界に携わっている者としては、二つの意味で興味深さを感じました。

  1. 目の前の子どもは時代と共に変わってゆく。その子たち一人ひとりに対してベストを尽くすために、自分も良い方向に変容していきたい。
  2. 子どもたちが成長したいと思うときは、どんな思考の状態なんだろうか。その思考や意欲の源について考えることは、能動的な学びにつながるのではないか。

 

赤羽雄二さんは、次の7つを「成長するための7つのアクション」としています。

思い切ってハードルを下げる

つらくない努力、楽しくなる努力をする

自信を持つための工夫をする

好循環を生み出す

ポジティブ思考を身につける

コンディションを維持する特別な工夫をする

人の力を借り、仲間と一緒に成長する

まだ、ざっとしか拝読できていませんが、ちょっと思いついたことがありました。 

 

 今回はあえて同じ7テーマをキーワードに、私が最近取り組んでいる「サクソフォンの習得」をテーマに考えてみようと思います。

<前提>

・大学時代にスカバンドの中で演奏した。

・人に楽器は借りていた。

・中高の部活のように、練習時間も集中力もない中でなあなあな練習していた。

・いかんせん自信がない。「専門的にも学んでないししょうがないかー」ぐらいに思っていた。

・しかし、かっこいい。

・うまくなりたいとはここまで5年以上心のどこかに巣くっていたのだが…果たして自分にできるのか。

1.思い切ってハードルを下げる

今回は、「1か月後の一度きりのステージの中で、満足に吹ききる。2番サビ後の間奏からわずか1分半足らずの部分のみ。」とする。

無駄な速吹きはしない。また、無理に不得意なフレーズは書かない。

できるフレーズや得意なフレーズをふんだんに作る。

ただし、最高にいい音で吹くことを最大の目標とする。

 

2.つらくない努力、楽しくなる努力をする

一回に練習するのは、1時間すればよいとする。ただし、最高の集中力を発揮する努力をする。現実的に、スタジオに行けないこともあるので、日々継続的に、楽器を使えるときも使えない時も、練習になることをする。(楽器の練習には、楽器がなくてもできることがたくさんあるのです。)

 前半30分を音作りの基礎トレーニングに、後半の20分を曲のトレーニングに充てる。適宜録音しながら変化を楽しむこととする(iPhoneのボイレコで十分)。

 

3.自信を持つための工夫をする

練習した振り返りを「メモ書き」によって、自分にフィードバックする。

可能な限り、録音を聴いて成長した部分や調子のよかった部分を探し、ポジティブフィードバックを心がける。自分のことも3褒めて1改善点を出すぐらいの心づもりでいる。PDCA

 

4.好循環を生み出す

先に本番を決め、それに向けての練習を決め、自分の中ですべき練習をgoogleカレンダーに予定として埋め込む。 仲間からの連絡も、一つ一つが自分が起こした行動によるものであるうちは、励みになるはずだ。(これが、追い越されるとプレッシャーになる^^;)

<追補>

本書の趣旨からは、今回の私の例は少しそれてしまっています。

ただ、本書の言葉を借りて、「いくつかの布石を打っておく」、「先手を打っておく」、「意識的に追い風を作り出す」という意味で考えています。

 

5.ポジティブ思考を身につける

私が赤羽さんの本を読んでいて、とても気分がよくなるのは、ポジティブなことを、肯定してくれるからというのが大きい。

メモ書き「下手くそだと言われたら」

ーその人は自分に興味を持ってくれたと思うことにする。

ーもっともっと伸びしろがあるのだと考える

ーむしろ、何が足りないか、今後の方向性を尋ねるチャンスだと捉える

ー「次こそは…!」とモチベーションに火をつけてくれる存在に出逢えたことを喜ぶ

どうだろうか、楽観的な私にはこのメモ書きは1分でかけた(笑)

 

6.コンディションを維持する特別な工夫をする

私は今回、あえてお金を払ってスタジオを借りることを選んだ。

できるなら良い環境で練習したほうが上達は早い。この場でのよい環境とは「集中できる」「自分の音がよく聞こえる」「邪魔が入らない」場所である。

地元のスタジオの人とおかげで仲良くなれた。

 

7.人の力を借り、仲間と一緒に成長する

1か月後にステージに、大学時代の仲間と共に立つことを約束した。

この過程で、今後練習に入ることになるだろう。その時に、お互いの成長に刺激を与え合えたら最高だ。

そうでなくても、他人と演奏することは、自分の演奏を客観視する上で大変有用だ。この練習が楽しみで仕方がない。

 

おわりに

書きながら、だいぶ赤羽雄二さんの書籍とは趣旨の違うものになってしまいましたが、この「成長するための7つのアクション」は私にとって有意義なトリガーフレーズでした。

この機会を成長の機会とできるか…!?

逃げられない状況は作りました。私の挑戦はこれから1か月続きます。