ななころびやお記

27歳国語科。「ことばを介して仲間とつながる」をテーマに日々奮闘中。国語の授業、中学生とのクラスづくり、部活運営、ちょっとした工夫などを中心にゆるゆると日頃の思ったこと、気づいたこと、思いついたことを書き綴っていきます。

良い国語科授業三条件 ~実際に頭を動かしながら考えてみた~

 今回は、堀 裕嗣さんの本を紹介しながら、一緒に「良い国語の授業って?」を考えたいと思います^^

国語科授業づくり入門 (THE教師力ハンドブック)

国語科授業づくり入門 (THE教師力ハンドブック)

 

 

いきなりの問題提起。

本書は次のような書き出しから始まります。

 

 良い国語の授業って、どんな授業なのでしょうか。

 あなたにも年に数回くらいは、「ああ、今日はうまくいったな……」と思える国語の授業があるのではないでしょうか。その授業は、そう思えた授業はどんな授業だったのでしょうか。国語の授業では、どんな条件がクリアできれば「良い授業だった」と言えるのでしょうか。

 さあ、胸に手を当てて考えてみましょう。

 「国語科授業づくり入門 (THE教師力ハンドブック)」 P.8より引用

結構私は面喰らったのですが、皆様いかがでしょうか。

大切なことだと思いながら、5年目の私もすぱっと即答できないところが恥ずかしいものです。

 

実際に考えてみた。

恥ずかしがってもしょうがない。

本書は

考えたら、右のメモ欄に箇条書きしてみましょう。できるだけたくさん書き出してみましょう。

と続いています。

ここは、「知ってるよ…(なんとなく)」と虚栄を張ってもしょうがないので、実際に向き合ってみることにします。

 

よかったら、みなさんも自分だったら…?を一緒に考えてみませんか?

今回は言われた通り、挙げられるだけ箇条的にバンバン挙げてみました。

私の持論ですが、書籍からの一番効率の良い学び方は、「つべこべ言わず著者の言う通りに、言う通りの方法でやってみること」だと考えています。

 

私が考える「良い国語の授業って?」

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メモ書きの掟に従って裏紙を使用しているので裏写りしてます…^^;すみません

書き出してみると、自分はこういうことを大切にしているのかぁとあらためて客観的に感じます。

 

ちなみに、試しに、google大先生の検索窓に

「良い国語の授業って? 堀 裕嗣」と入れてみたのですが、意外と同様の内容をブログにアップしている方は見つけられませんでした。他人と比較してみたかったのですが…残念。

代わりに堀先生のブログで、今回のブログで扱っている本書のページと同様の記述を発見しました。

kotonoha1966.cocolog-nifty.com

 

良い国語科授業三条件

本書は次のように続いていきます。

そして、もう出てこない、これで限界だと思ったら、書き出した箇条書きを最初から読み直して、3点にまとめてみましょう。ある項目とある項目をまとめてみたり、文言をよりふさわしい文言に言い換えてみたり、三つの条件の抽象度(条件としてのレベルが一致しているか)を考えてみたりしながら、自分なりの「良い国語科授業三条件」をつくってみましょう。

 国語科授業づくり入門 (THE教師力ハンドブック)」 P.8より引用

 三条件ですか。

これだけ挙げて三つにまとめるのですか。

また難しい課題がやってきました。

 

しかし、たしかに、拡散させてどんどんアイデア出しをしたら、逆に吟味し、収束していかなければ使い物になりません。

一生懸命絞っていきたいと思います。

よかったら、みなさんも一緒にやってみてください^^

 

そして、絞りだした結果がこちら。

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これを晒すのはなかなか恥ずかしいものですね笑。

いやいや、でも書きながら思いましたけど、恥ずかしがってちゃ何をお前は授業してんだって話になります。胸を張って言えるものに少しでも近づけるように、このあとも磨いていきたいものです。

 

比較検証してみる。(学習指導要領編)

自分の方向性ははたして正しいのだろうか?

そんな問いに答えはないのだと思います。

しかし、抽象的なことを扱う教科だからか、気になってしまう自分もいます。

 

ちなみに、学習指導要領(平成20年告示)では次のように述べられています。

「国語を適切に表現し正確に理解する能力を育成し,伝え合う力を高めるととも に,思考力や想像力を養い言語感覚を豊かにし,国語に対する認識を深め国語を 尊重する態度を育てる。 」

 中学校学習指導要領(平成27年3月):文部科学省より

思考力・想像力・言語感覚などの観点について、私は考えが及んでいなかったことがわかります。

私は、逆に「言葉を通して人間教育をしたい」欲が強いこともわかりました。

偏った考え方にならないよう比較することって大切だなぁ。と。

 

比較検証してみる。(本書P.18編)

 

堀 裕嗣さんご自身はどのように書かれているのでしょうか。

①子どもたち全員に学習意欲を喚起する。

②子どもたち全員に国語学力を保障する。

③子どもたち全員に思考を促す。

 国語科授業づくり入門 (THE教師力ハンドブック)」 P.18より引用

 …シンプル!!

いかに、私が一生懸命考えたものがいかにゴテゴテしているかに気づかされます。

あらゆる角度から考えてみるのですが、この言葉に大切なことが凝縮されています。

 

ものごとはシンプルであれということなのですね。

余談ですが私はどこへ出かけるにも重たい荷物になりがちなのです。

あれもこれもと欲張る自分を早く脱却しなくてはなりません^^;

 

そして、先ほどのページの最後に。

そして、打ちのめされた私は元々のP.8に戻りました。

すると、

国語の授業づくりは、実はこうした「良い授業像の条件づくり」から始まります。自分の考えをしっかりと持たないままに他人から学ぶことなどできないのです。

 さあ、借り物でない、あなた自身の「国語科授業づくり入門」のはじまりはじまり……。

  「国語科授業づくり入門 (THE教師力ハンドブック)」 P.8より引用

 と書かれています。

 

実際に考えてみて、考えの至らなさに大反省。

しかし、私が自分なりに考えたという姿勢自体はマルだったのね・・・とちょっぴり勇気をもらうのです。

 

本書のもっと踏み込んだ部分を紹介するのはまた別の機会に。

皆さんはどのように三条件をまとめますか?^^