10分のルーティンでできる、教員のプチ仕事整理術
教師の仕事は案外なんでも屋さん。
日常の仕事を上手く切り分けながらやっていかないと、潰されます。
今回は最近はまっている仕事整理のプチ工夫をみなさんにお届けします(*^^*)
一言で言うと
書き出して整理して実行して覚書を書き残す
…ベテランの方は誰でもやってるかもしれませんが、初任の私はなかなか習慣化しませんでした笑
ただ、この方法なら慣れれば10分でできます。
次のような方におすすめしたい
- すぐ忘れる
- 何から手につけていいか迷う
- 結果、「結局全部やるんだし」と目の前のものからやる
- 大物に着手するまでが長いくせに始めると平気で夜遅くまでやっちゃう
- 自分ではそこそこ工夫してるつもりなのに、何故か仕事が思うように減らない
…ええ、要するに私です笑
皆さんはここまでひどくないかもしれませんが、準ずる方も読んでいただけたら嬉しいです
もくじ
- ①まずOutput→全体像を把握
- すると…
- ②タイムテーブルに落とし込む
- タイムテーブルのツールについて
- ③あとは、遂行するのみ
- いきなり降ってくるのが教師の仕事
- ④後日の仕事はタスクリストに
- 見通しをもってすっきり仕事を!
①まずOutput→全体像を把握
朝一、もしくは前日の帰宅前でもいいでしょう。
「メモ書き」でだーっとやるべきことを書き出します。
GTDでいうところのinboxにあたります。
すると…
- 現時点の全体像がみえると、手についたものから順番に仕事をするという非効率的な1日から脱却できる。
- しめきり前に焦ったり仕事を忘れたりすることもぐっとへります。
- 優先順位も自然と考えられるようになります。
ツールはなんだっていいのですが、短時間で気合いいれずにできることが継続のコツです。
②タイムテーブルに落とし込む
次に時間軸を左に書いた別の紙を作ります。
朝
1
2
3
4
昼
5
6
部
放
上のものが平日の私のバージョンです。
ここに、入っている授業と忘れてはいけない最低限のタスクを書き込んでいきます。
あとは、バインダーに挟んでどこへでも持ち歩きます。
タイムテーブルのツールについて
自分に合うならなんでもいいです。週案簿ですでにやってる方はそこに書き足しでもいいでしょう。
私は一枚の裏紙をバインダーに挟むというシンプルな形です。
- 小さい字で書かなくてはいけない
- 開く手間が面倒くさい
- 持ち歩くのにあたってちょっと重い
などは小さくても私にとってはストレッサーです。ストレッサーは極力排除したほうが習慣化が苦手な方にはおすすめです。
③あとは、遂行するのみ
1つ1つクリアしていきます。目に見える形で二重線で消してやると爽快です。
ぷよぷよとかツムツムとかあの手の感覚です笑
たまに、印刷がいくつか重なっていたりする場合は、まとめてやったほうがはやいぞと、一気にクリアするのも◎。
まるで連鎖したり、Comboしたりするかのような爽快感です。
書き出すことに手間を感じた時代もあったのですが、私のメモリ不足なアタマのせいか、書き出したほうが質の高い時間を送ることができた経験が多かったので、このメモは大切に使っています。
いきなり降ってくるのが教師の仕事
…の特徴だと思いませんか?
- 突然の生活指導…ガラス割れた?まじか…。
- 「これやっといて私授業だから」って私も授業なんだけど…もちろんやります。はい。
- パソコン使い方わかんないからちょっと来てくれないかしら?
いいんです、誰も悪くないんです。
三つや四つなら重なっても驚かなくなりました。だけど、一気にどどどっとたまるとキャパの狭い私はやはりテンパるわけです。
イラッとしちゃいけないいけないと思いながら、そんなこと考えてる地点で既に駄目じゃね?みたいな気持ちになります。
でも、このタイムテーブルがあれば、全体が見えてるので簡単です。
- 今引き受けられるなら、引き受ければいい。
- 無理なら人に頼むか、いつやるか明確にすればいい。
シンプルです。
④後日の仕事はタスクリストに
すぐにできない仕事もありますよね。
そういうものは別のツールをつかいます。
週案簿でもいいですし、私はパソコンやケータイが好きなので、wunderlistというタスクリストを使っています。
(ちなみにタスクリスト6つを比較し、選びました。^^
https://www.wunderlist.com/ja/
なにがいいってiPhoneとパソコンで共有できるタスクリストなので、どこでも思いついたら書けるんです。
見通しをもってすっきり仕事を!
体力が資本の仕事。
仕事に押しつぶされている場合ではないとわかりつつ、油断するとすぐに、潰されそうになります。でも、意外と仕事術は初任研などでは教えてくれません。
遅くまで残っていることは決して美徳ではありません。自分自身の時間を守るためにも、子どもたちと実りある時間を過ごすためにも、時間のコントロールは大切なスキルではないでしょうか。
…と、自分に言い聞かせて今日はおしまい笑。